2023-01-01から1年間の記事一覧

通信に関する理論

高速通信回線を支える多重化方式 高速の通信回線を同時に複数の利用者で使用できるようにする技術。 周波数分割多重化方式(FDM: Frequency Division Multiplex) アナログ回線で用いられる 複数利用者の信号を異なる周波数の信号に変調して、同時に送信する…

情報に関する理論

文字コード体系 1. ASCII(アスキー)コード アメリカ規格協会(ANSI)が制定した文字コード 1文字を7ビットの符号とバリディティビット(誤り検出用ビット)の8ビットで表す。 128種類(0~127=7ビット)の文字(0~9, A~Z, a~z, 各記号, 制御文字)が収録さ…

【離散数学】シフト演算

シフト演算 シフト演算は、桁を左右にずらすことでべき乗の計算をする方法。ひいては乗算や除算を行うことができる。 2進数のシフト演算 左にnビットシフト:元の数値の2n倍になる 右にnビットシフト:元の数値の2-n倍になる 論理シフトと算術シフト シフト…

【離散数学】2進数による文字としての数字の表現

文字としての数字 キーボードから入力した数字は10進数の文字として扱われる。これは表示用途としての10進数であり、10進数の体系を残したままのコード形式で記録される。なお、計算用途では内部で2進数に変換される。 10進数を表すコード体系 1. BCDコード…

【離散数学】2進数によるさまざまな数値の表現

ビットとバイト コンピュータが処理を行うときのデータの最小単位をビットという。ビットは2進数1桁を表すbinary digitの略。 さらに8ビットをひとまとまりとして扱う単位がバイトという。 固定小数点数形式 2進数を使った数値の表現方法の一つ。 - 表現する…

【離散数学】コンピュータで扱う「数」の工夫

コンピュータの個々の回路自体は電流が流れていないと流れているの二つの状態しか持たない。そこで、全てのデータを0と1の二つの数字のみで扱う2進数に置き換えている。 2進数 0と1の2種類の数字を使い、1の次に桁上がりをする。 基数 1つの桁が取りうる値の…