Railsの思想

CoC 〜設定より規約〜

Employeeモデルがあるとすると、Railsでの規約は以下の通りになる。

  • データベースのテーブル名はモデル名の複数形(employeesテーブル)
  • /employeesは社員の一覧を、/employees/1はID:1の社員を表す

規約に従うことで設定ファイルを書く必要がなくなるし、共通のルールが有ることで開発者同士のコミュニケーションがスムーズになる

DRY ~Don't Repeat Yourself~

同じことを繰り返さない(情報の重複をなくす)。

REST ~Representational State Transfer~

RESTの4つの原則

  1. アドレス可能性 すべてのリソースに対する処理が一意な識別子(URI)で表現されること。DELETE /users/23など

  2. ステートレス性 すべてのHTTPリクエストが分離していること。

  3. 接続性 ある情報に「別の情報へのリンク」を含めることができること。そして、リンクを含めることで「別の情報に接続すること」ができること。

  4. 統一インターフェース 情報の取得、作成、更新、削除といった操作は、すべてHTTPメソッドを利用すること。この場合のHTTPメソッドとは、取得「GET」、作成「POST」、更新「PUT」、削除「DELETE」となる

RESTfulなアプリケーション設計にすることによってRailsの恩恵を受けやすくなる。